字が汚いとお嘆きのあなたへ送る3つのポイント

自他共に認める醜字を書く私ですが、最近は少しましになったのかなと思います。が、最近、強烈な字を書く人間が入社しまして、その余りの酷さに初心者の私でも目を覆うばかりです。
そこで、少し自分で感じたこと、字のお師さんに教えていただいたことなどをまとめようと思います。ポイントは3つです。

  • ゆっくり書くということ
  • 丁寧に書こうとすること
  • 伝えるということ


これだけです。字の教室や通信教育となると少し気が引けてしまいませんか?でも、この3つなら誰でもすぐにもできます。少し解説します。


1、ゆっくり書くということ

噂の字が酷い人間を見ていると、何かに追われるように急いで記入しています。お師さんから教えてもらったことでもありますが、字は急いで書く必要はありません。ゆっくりでいいんです。字が汚い人、知ってましたか?私は知りませんでした。気が付きませんでした。ゆっくり書いていても、誰も文句は言いません。「早く書けよー」とも言いません。ここはすごいポイントです。ゆっくり書くことで多少なりとも丁寧に書くことが出来、字もともなって綺麗になるでしょう。


2、丁寧に書くということ

ここでも噂の字が汚い新入社員を例に出しますが、どうも字が汚いことに慣れてしまっていて、綺麗な字をかくいうことを諦めてしまっているようです。まだ諦めないでください。ポイントは丁寧に書くことです。1画1画、丁寧にボールペンやシャーペンをすべらせてみましょう。隣に書いた文字を見ながら、ゆっくりと丁寧に書く。すると不思議!美的センスなんか0でも、驚くほど綺麗な字が書けるはずです。


3、伝えるということ

このエントリーの中で最も書きたかった部分です。またまた噂の字が最悪なIさんですが、書類を書くとき、記入するときの様子を見ていると、恐らく、必要事項を記入すること自体が、仕事になっているように思います。何かの作業のように、とにかく各項目を埋めて行くこと自体が仕事だと思っているのでしょうか。
字を書くということは、コミュニケーションです。自分ために書くのでも、書くことが仕事でもありません。相手のために書くのですし、伝えることが仕事です。私も最近ようやく気が付いたのですが、何かを書くときには、相手のために書くということを意識すると、アウトプットが大きく変わるように思います。


字が汚いとお嘆きの方は、字を書くときに相手を意識していますでしょうか?私はしていませんでした。ただただ書いていました。
これからは、伝えるために、ゆっくりと丁寧に。その姿を見て、周りの方々はあなたを見直すはずです。ゆっくりと書くことは時間の無駄ではありません。丁寧で誰でも読みやすい字を書くことは、結果的に世間に認められ、自分の思った未来への最短ルートとなるのではないでしょうか。